2020年10月27日火曜日

ホームラボのインフラ準備(FortigateとWindows Server)

NUC NUC10i7FNHを購入し、ESXi 7.0 Update 1をインストールしました。

<前回のブログ> NUCにESXi 7.0 U1をインストール

無事にESXiをインストールできたので次はvCenter Serverをデプロイしようと思っていたのですが、その前にいろいろインフラ準備が必要です。

今回のブログはNUC以外に準備したモノを記載します。


【ネットワーク】

インフラではネットワークの準備は大切です。

ホームラボのネットワーク構成を考えていたら、
「せっかくESXiホスト2台あるし、VLAN通信とルーティングしたいな」
「VLAN通信に対応したスイッチとルータが欲しいな・・・」
という欲が襲ってきました。

今後はHorizon 8 の環境を作って検証したいし、Unified Access Gatewayも3NIC構成で[DMZネットワーク][Internal ネットワーク][管理ネットワーク]の3つ欲しいし・・・

(冷静に考えれば1ホストでvyosやLinuxを仮想ルータとして構成すれば複数ネットワークの検証はできますが)

最近仕事でFortigate触る機会がちょっとだけあったので、「Fortigateいいなー」とネットで調べていたら・・・


お家にFortiGate-60Dが導入されました。

これで、自由にVLANネットワーク作成できます。
まずデフォルトで作成されているInternalのハードウェアスイッチにVLANインターフェースを追加してESXiホスト間のVLAN通信ができることを確認したのでとりあえず満足です。

●Fortigateのインターフェース設定(VLAN2のインターフェースを追加)


これでFirewallも触れるし、DDNSもできるし、SSL-VPNもできるし、VDOMも作れるし、AzureとのIPsecVPNとかもできるなぁ。ホームラボのできることがいろいろ増えてワクワクしてきました。

結果、ホームラボの物理機器はこんな感じになりました。あまり良くないですがスペースが無いので重ねちゃってます。



現在の接続構成を絵にするとこんな感じです。


しばらくお買い物は自粛です・・・
(短いUTPケーブルは数本追加購入しましたが)


【DNSサーバー ・ ドメインコントローラー】

ハードウェア環境はそろったので、次にDNSサーバーやドメインコントローラーを準備します。

今後構成するHorizon 8 ではActive Directory ドメインコントローラーが必要です。もちろんDNSサーバーもそのドメインコントローラーのサーバーで実行・管理します。

今回はWindows Server 2019の評価版をダウンロードしてきて、Windows Serverを構成することにします。

・Windows Server 評価版ソフトウェア(Windows Server 2019の評価版)
https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/evaluate-windows-server-2019?filetype=ISO


Windows Server 2019 評価版をデスクトップ エクスペリエンスでインストールし、Active Directory ドメインコントローラーを構成しました。


主題のインフラ準備とは関係ないのですが、今回NVMeのストレージ[WD Black SN750 NVMe SSD]を購入したのでめちゃくちゃWindows 仮想マシンの動作が高速で感動しました。操作がとても快適です。(SATA接続の2.5インチ ドライブ SSD側でも全く不快感無くスムーズ操作できますが)

なんとなくベンチマークしてみた結果です。


また、今後使用しそうなMicrosoft系の評価版・無償ソフトウェアもついでにダウンロードしました。

・Windows 評価版ソフトウェア(Windows 10の評価版)
https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/evaluate-windows-10-enterprise

・Microsoft SQL Server無料の専用エディション (Developer / Express)
https://www.microsoft.com/ja-jp/sql-server/sql-server-downloads


これでインフラ準備が整ったと思うので、次はやっとvCenter Serverのデプロイを実施したいと思います。