こんにちは。
今回は、前回のブログで加入した
Windows 10 デバイスに対しプロファイルを適用したいと思います。
まず簡単にプロファイルについてですが、従来オンプレミスの
Active Directory
ドメインコントローラーで行われていたグループポリシーのようなものです。ユーザーレベルまたはデバイス
レベルで適用され、機能の制限やWifi,VPN,更新などの設定を管理者が Workspace ONE UEM の管理コンソールを使用して作成・制御をすることができます。
今回は、Windows 更新プログラムの設定を制御するプロファイルを作成し、加入したWindows 10 デバイスに適用します。
Workspace
ONE UEM の管理コンソールを開き、[デバイス]-[プロファイルとリソース]-
[プロファイル]-[追加]-[プロファイルを追加]をクリックします。
プラットフォームの選択から[
Windows ]を選択します。
次に[Windows
デスクトップ]を選択します。このWindows デスクトップが Windows 10の設定の項目です。
[デバイスプロファイル]
を選択します。
[全般]の設定項目から"名前"と"割り当てるグループ"を選択します。
[Windows
更新プログラム]をクリックし、[構成]をクリックします。
制御したい項目を選び、設定を変更します。今回はチャネルを[年2回チャネル
( Semi-Annual Channel ) ]に設定し、機能更新プログラムを[90日]延期する設定を追加します。
その他は今回はデフォルトのままにします。[保存して公開]をクリックします。
(本当はその他の設定を確認を説明したいですが別の機会に・・・)
現在登録されているデバイスの中からこのプロファイルが割当てられるデバイスが表示されるので確認し[公開]をクリックします。
これでプロファイルの作成と適用は完了です。しばらくするとプロファイルが
Windows 10デバイスに適用されます。
今回、更新プログラムの設定を制御するプロファイルを適用したので、デバイス側の設定画面で確認してみると[年2回チャネル
]機能更新プログラムの[90日]延期で設定されており、ユーザー側で変更ができなくなっていることがわかります。
以上でWindows
10 デバイスに対するプロファイル適用方法のご紹介を終わりです。
次は、このプロファイルの仕組みについて少しだけ深掘りしていきたいと思います。